参加自治体一覧

山形県小国町

山形県の西南端に位置する自然豊かなまち。子育て世代には、子育て支援医療給付制度や保育園副食費負担額補助などの支援を実施。暮らしと仕事を組み合わせて自分の好きな生き方ができる「マルチワーク」を推進し、移住前の相談にも丁寧に対応しています。女性移住者が中心となって発足した「おぐに移住者コミュニティ『つむぐ』」では、移住者同士や地域の人たちと交流する機会を創出。そのほか、移住者が対象の住宅・リフォーム支援や、結婚のために小国町に移住した人へ、家賃や引っ越し代などの支援も行っています。

茨城県常陸大宮市

茨城県北西部に位置し、里山の自然と利便性のあるまちの要素を併せもつ土地柄。移住体験プログラムを用意し、アクティビティ体験や農業体験、先輩移住者や地域の人と交流する機会を設けています。住まい関連の支援では、新婚世帯や子育て世帯を中心とした家賃補助、住宅購入の際の奨励金を実施。また、新たな取り組みとして、一定期間賃貸住宅として住むことで持ち家となる、子育て世帯向け住宅の整備を進めています。子育て支援では、妊娠期から子育て期まで切れ目ないサポートを行い、全国でも珍しい不妊治療費の全額助成を実施。そのほか、最大100万円を助成する創業支援の制度もあります。

茨城県ひたちなか市

県庁所在地水戸市に隣接する、自然が豊かな海のあるまち。移住を検討している人を対象に、オーダーメイド型の移住体験会を実施。1泊2日~3泊4日の日程で、子育て環境や買い物環境の確認や先輩移住者との交流ができます。移住時や移住後の暮らしは、各種支援制度でサポート。新婚世帯を対象に引っ越しや住宅関連費用に最大30万円を助成するほか、東京23区に5年以上在住または通勤している人が対象の移住支援金、県外出身の子育て世帯、市外から転入して3世代同居、近居を始める人への住宅取得費用助成を用意しています。

埼玉県越谷市

埼玉県南東部、都心まで25km圏内の場所に位置。市のシティプロモーションサイト「越谷らしさ わたしらしさ」では、移住者や市民へのインタビューなどで、越谷で暮らす魅力を紹介しています。移住者の住まいや仕事、暮らしを応援する事業を整え、空き家と利用希望者とのマッチング、家庭用ゼロカーボン推進補助金、市内で創業を行う際の初期費用の一部助成、高校生相当までの子どもの医療費の一部支給などを実施。長時間預かりを実施する「こしがや『プラス保育』幼稚園」によって、仕事と子育ての両立を支援しています。

千葉県長生村

九十九里浜に面する千葉県唯一の村。WEBサイト「LOVE and LIFE」では、移住者へのインタビュー記事や、移住者の実話にもとづく短編動画「長生折々」を公開し、長生村で暮らす魅力を発信。地域と行政が協力しながら、移住者と在住者をつなぐ場づくりにも取り組んでいます。移住定住施策として、結婚新生活支援事業や多世代住宅支援事業補助金、通学定期購入費補助金などを実施。農業を始めたい人には、近隣の町やJA長生とともに設置した「長生農業独立支援センター」が就農までをワンストップで支援します。

福井県福井市

城下町の歴史をもつ、福井県の県庁所在地。移住定住サイト「住まいるふくい」などで情報発信に力を入れ、移住相談はオンラインでも可能。実際に福井市での暮らしを体験し、移住した際の生活のイメージを高めてもらうため、親子ワーケーションプログラムや移住体験ツアーを実施しています。移住に際しては、移住支援金の交付や、30歳未満で市内の中小企業に就職した人を対象に奨学金の返還支援制度を設けるほか、空き家を借りる家賃の一部補助や、空き家の取得・リフォーム費用の一部補助なども実施しています。

長野県原村

長野県諏訪郡にある、雄大な八ヶ岳連峰を望む村。原村育ちの人や先輩移住者などからなる「田舎暮らし案内人」が、移住希望者を親身にサポート。とくに移住相談と不動産物件の見学ツアーを兼ねた「田舎暮らし現地見学会」は、地域住民と行政が一体となった移住者支援の取り組みとして、「長野県移住モデル地区」に認定されています。また、3歳未満児の保育料負担軽減に取り組むとともに、令和5年度には子ども・子育て支援拠点を開設し、子育て支援の充実を図っています。現在、「移住体験住宅」の受け入れも行っています。

静岡県沼津市

静岡県東部、富士山と海の景観に恵まれた土地柄。移住を検討する人に、対面やオンライン、LINEなどさまざまなチャネルで相談に対応。民間事業者と連携した「ぬまづ暮らしオススメ隊」が移住計画段階から移住、定住までをサポートする体制を構築し、ルートをオーダーメイドできる2時間無料の市内タクシー案内も用意。移住定住支援策として、国や県と連携した移住就業支援金のほか、市独自の施策として最大10万円を支給する交通費補助金、最大5泊で宿泊費の1/2を補助するお試し移住補助金を実施しています。

三重県桑名市

三重県北部にあり、名古屋市から25km圏に位置する市。移住定住施策では、市内で住宅を取得した移住者に最大100万円を助成します。中部エリアで子どもを育てるなら桑名がいちばん、といわれるまちを目標に、子育てサポート事業に注力。市内の民間事業者と協力し、3歳未満の子どもの保護者がリフレッシュに使えるデジタルチケット1万1000円分、子どもの一時預かりに使えるデジタルチケット3000円分を支給します。子ども医療費の助成では所得制限を設けず、高校生まで対象を拡大。子どもが治療を受けやすい環境を整えています。

愛媛県伊予市

松山市から約10km、瀬戸内海の景観に恵まれる市。地域住民と移住者が助け合い、未来を担う「しあわせな地域づくり」をテーマに、民間運営の移住定住ワンストップ窓口「いよりん」を整備。先輩移住者がカウンセラーとなり、地域の団体と連携しながら移住相談に応じます。移住を検討する人を対象に移住体験ツアーを実施し、リーズナブルに宿泊できる「移住交流体験施設」を用意。移住後の暮らしは、移住者同士の交流会でサポートします。2024年度は、約2週間働きながら滞在できる「ふるさとワーキングホリデー」も実施。

佐賀県有田町

佐賀県西部に位置し、日本を代表する伝統工芸品である有田焼の産地。移住希望者や移住者の暮らしを移住定住サイト「ありた暮らし」や相談窓口などでサポートします。移住・定住支援策では、東京都及びその周辺都市からの移住者を対象に「地方創生移住支援金」、その他県外からの移住者対象の「さが暮らしスタート移住支援金」を用意。住まいは、新築の取得を支援するほか、空き物件の情報発信、空き家の活用に費用を補助する制度があります。そのほか、町内で暮らし要件に適合する新婚世帯には、引っ越しや住まいの費用を助成。

宮崎県宮崎市

宮崎市移住センターのコンシェルジュが、ワンストップで移住に関する相談を受けつけ、特設サイトやSNSなど、さまざまなチャネルで情報提供やアドバイスを行います。定住促進を目的に、移住者と地元の人の交流会の開催や、民間企業などが登録する「宮崎市移住アンバサダー」がコミュニティづくりに協力する取り組みを実施。また、ITや就農人材の確保や、空き家問題などと移住をかけ合わせたイベントを、民間企業と連携して開催。県外から宮崎市へ移住し、就業または起業をした人などを対象に「移住支援給付金制度」も設けています。